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ルミノワの現在地 2024年01月29日

こんにちは、平澤です。

昨年はルミノワにとって激動の一年でした。なので今回は、いま会社がどんな状況にあるのか、ということについて書きたいと思います。

ルミノワは2021年12月の設立後、2022年7月に私と同世代のメンバー二人に合流してもらい、「会社」としての実質的なスタートを切りました。元々フリーランスとして働いていた3人が集まったので、それぞれのクライアントからのご依頼に応えるだけで、自然とスケジュールは埋まっていきました。

ありがたいことに仕事は順調に回っていたのですが、いま思えば、各人がリモートで働いていたこともあり、メンバー同士のコミュニケーションが不十分だったのだと思います。3月にメンバーの一人から退職の意思表示があり、6月の退社が決まりました。

もちろん残った二人だけで続けていく選択肢もありました。ただ、私が会社を立ち上げた理由の一つに、個性の異なる人たちと密に協働することで、自分の想像を超える映像を作っていきたい、という思いがあったので、すぐに新しいメンバーを募ることにしたのです。

7月になって、黄さんと内海くんの二人が、ルミノワのメンバーに加わってくれました。

デザイナーとして入社した黄さんは、グラフィックデザイン、イラスト、アニメーション全てのスキルがあり、かつ実写の映像も好き、という稀有な個性の持ち主です。ディレクター職で入社した内海くんは以前、2年半のあいだプロダクションマネージャーとして働いた経歴があり、かつ撮影と編集のスキルを持っています。本当に、こんな二人がよくルミノワみたいな小さな会社に入ってくれたなと思います。

とはいえ、二人が入社してからの半年間が、順風満帆だったわけではありません。

初期メンバーが一人抜けたことで、彼が担当していたクライアントの仕事がなくなりました。また、私がお世話になっていたクライアントの中には、今年になって現場を離れてしまった方もいました。会社を経営する立場としては、焦らなければいけない状況なのだと思います。でも意外なことに私自身はいま、それほど焦りを感じていないのです。理由ははっきりしています。

今いるルミノワのメンバー4人が、最高のチームになれる予感があるからです。

上述したような理由から、おそらく今期は前期よりも会社の売上が下がると思います。でも、社内の連携という意味では、一本一本の制作過程において、各メンバーの強みを発揮できている実感があります。また、初期メンバーであるカメラマンの及川も、撮影監督としてドラマの現場を中心に活躍の場を広げています。さらに若い二人が中心となって、半年ほどの間に自主企画の映像を6作品、形にしてくれました。

だから私の中では、将来への不安よりも期待の方が大きいのです。

なんだか手前味噌な話になってしまいましたが、何が言いたいかというと、ルミノワは今、脂が乗って食べ頃ですよ、というお話です。笑 これまで10年以上、この仕事をやってきてきましたが、時には質・量の点で怯んでしまうご依頼もありました。しかし、今ほど「どんなご依頼にもしっかり対応できる」と思えた時期はありません。それぐらい心強いメンバーがいまのルミノワを支えてくれています。

そんなわけで、今年はこれまで以上にメンバー一丸となって、一本一本のお仕事に真摯に対応していきたいと思っています。そして、まだルミノワを知らない方々にも、ルミノワの魅力を知っていただける一年にしたいと思います。

今年もどうぞよろしくお願いいたします!

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