日本映画専門チャンネルでの濱口竜介監督の特集放映に伴って制作された、ロングインタビュー番組。
「どこかしらプライベートな空間で行われる、屈託のない映画談義」というコンセプトを成立させるため、インタビュー番組でありながらも、対談番組のような収録の仕方を採用。
編集では、考える/口ごもる/冗談を言って大いに笑う、そういった濱口監督のあらゆる沈黙や仕草のすべてを「語り」の内にあるものと捉え、繋いでいきました。
「語られるもの」だけでなく「語っているもの、そのもの」を映し出す、ある種のドキュメンタリー番組を目指した、とも言えるかもしれません。
濱口監督のこういった形でのTV出演は初とのことで、そういった意味でも記念すべき番組になったと思います。
出演:濱口竜介
インタビュアー・ディレクター:高橋明大
撮影監督:及川厚
撮影:岩川浩也、新井亮平
照明:竹村潤 照明助手:横山淳、山田真穂
撮影助手:林大和 ヘアメイク:杉野加奈
プロデューサー:平澤竹識
制作:ルミノワ
プロデュース:大下直人
編成:三瓶祐毅、八巻洋平
構成協力:児玉美月
制作協力:高田聡
制作著作:日本映画専門チャンネル